症例集

胸腹式呼吸で姿勢矯正

本日初回Oさん(男性)会社員

6月ごろから朝の寝起きの腰痛が辛くなってきました。

元々デスクワーク中心のお仕事で猫背気味ですが、

胃の摘出手術もされ、よりお腹に皺が寄り丸まりやすくなってしまいました。

そんな丸まりやすい姿勢も一つの要因となっていると思われます。

そもそも丸まった姿勢で仕事をし、

また手術で背中が丸まってしまい、

その状態で過ごすため、肋間が固まってしまいました。
肋間筋が固まると、肋骨と胸椎の肋椎関節が固くなります。
そうなる事で胸椎の動きも固くなっていると考えらます。

丸まった胸椎、そして腰椎の動きをつけるためには、

まずは姿勢を正すことが必要です。

ただ、姿勢を正したくとも

肋骨が固まって動かないと姿勢を正すことすらできません。

そこで私の出番。

肋間、肋椎関節、胸椎の調整を行うと、
かなり動きがついてきました。

次に姿勢の正し方をアドバイス。

また肋間が固まらないよう、胸腹式呼吸をお伝えしました。

胸腹式呼吸とは人間が無意識に行っている呼吸法。

前面の肋間を広げるようなイメージで大きく息を吸い、
次に下部肋骨を中心に寄せるように息を吐いていきます。
この息を吐くときに丸まらないよう気を付けてください。

Yさんに、この胸腹式呼吸を何度か繰りかえしてもらうと、

かなり肋間が動いてきたのが実感できたようです。

ぜひ、この調子で続けて下さいね♪

2015/01/15