胸郭出口症候群とは、首から肩、腕にかけて伸びる神経や血管が圧迫されることで痛みやしびれが生じる症状の総称です。特にデスクワークや長時間のスマートフォン使用などで同じ姿勢が続く人に多く見られます。
首や肩の痛み(特に特定の動作で悪化)
腕や手のしびれや冷感
握力の低下
肩こりや背中の張り
手の色が白くなったり青くなったりする(血流の悪化)
胸郭出口症候群は以下の要因が関与して発症します:
筋肉の緊張やこわばり(特に斜角筋や小胸筋)
不良姿勢(猫背や巻き肩)
骨格の異常(頸肋[けいろく]という余分な肋骨がある場合)
重い荷物の持ち運びや過度な肩の緊張
デスクワークなどでの長時間の同じ姿勢
近年の研究では、
姿勢の改善が症状軽減に効果的(Hooper et al., 2010)
筋膜リリースが痛みやしびれの軽減に有効(Fernandez-de-Las-Peñas et al., 2017)
ストレッチやエクササイズが再発防止に役立つ(Brismeée et al., 2004)
といった報告があり、適切なケアが重要とされています。
姿勢の見直し
デスクワーク時は背筋を伸ばし、肩の力を抜く意識が重要です。
ストレッチと運動
斜角筋や小胸筋を伸ばすストレッチが効果的です。
温熱療法
血流を促進し、筋肉の緊張を和らげるのに有効です。
整体の活用
筋肉の緊張緩和や関節の動きを改善する施術が症状の軽減に役立ちます。
デスク環境の見直し
モニターの高さや椅子の位置を調整し、肩や首に負担をかけない環境作りが大切です。
適度な休憩と運動
長時間同じ姿勢にならないよう、1時間に1回は立ち上がって体を動かしましょう。
正しい姿勢の習慣化
猫背や巻き肩にならないよう、肩甲骨を引き寄せる姿勢が理想です。
整体では、
筋肉のこわばりを和らげる施術
肩甲骨や鎖骨の可動域改善
全身のバランス調整
といったアプローチが行われ、症状の根本的な改善と再発防止が期待できます。
胸郭出口症候群は、放置すると日常生活に支障をきたす可能性があります。早めの対処と生活習慣の見直しで改善が見込めます。痛みやしびれが気になる場合は、整体などの専門ケアを検討するのも良い選択肢です。
2025/02/22